孤独の頂


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ひとつ罪またひとつ積み
ひとつ積んでは誰のため ひとつ積んでは何のため
罪を積んだ石塔の頂に佇む独りの山猫
誰のために 何のために そこから何を見てる何を探している

賽の河原の石塔は親に先立った子供が父母供養に積むものですが、彼岸と此岸が逆転しているし全然違いますけど、何か通じるものがあるんじゃないかなーとなんとなく思いついて。
そこにこびりついた血は、親のものであり他人のものであり、そして尾形自身のものもあるんじゃないかな。